父子二代で、ひとつひとつお箸を手で削り、ひとつひとつ手で漆を塗ります。 日本を代表する漆器の産地、輪島でもお箸を専門にする店は10軒ほどです。その中でも生地から塗り、加飾まで一貫してやっているのは手ばしやだけです。

手仕事でしかできないこと。

機械で削る大量生産のお箸は、持ち手の太い部分から先端の細い部分に至るまでの勾配に限界がありますが、手ばしやのお箸は全て手作業で1本1本削るため、極太の持ち手であっても先端は非常に細く、小さな食べ物でも確実に掴むことができる箸先の角度を実現できます。
  箸の材料は黒檀・紫檀・鉄木などの天然木を使用し、仕上げの漆は7回も塗り重ねています。また箸専門店で刷毛塗り仕上げができるところは手ばしやだけです。

この後、お客様のご要望により、
手彫沈金や手描き蒔絵などの加飾作業を行います。