大切なお子さんのお箸

赤ちゃんは生後100日目(または110日、120日目)に「お食い初め」(地域によって様々な呼び名があります)と呼ばれるお祝いをします。 これは歯が生えるまで無事に成長できたことを祝い、生涯食べ物に困らないことを願って家族が箸を用いて赤ちゃんに食べるまねをさせるものです。 生後まもなくの頃から年老いて亡くなるまで私たちは箸のお世話になっています。
「箸が持てなくなったらおしましだ」ということも言われますが、日本人にとってお箸とは食の象徴であり、生きるためになくてはならないものなのです。 特に、小さなお子さんに使いやすいお箸を選んであげる事は、その後の箸使いを決定づける大切な事です。 箸の持ち方をしつける時、サイズの合わないお箸を使っていては、正しい使い方や持ち方を覚えることはできません。 お子さんの成長にあわせて、手に合うお箸を選んであげましょう。 重すぎず、軽すぎず、また、程よい長さのお箸を選んであげましょう。

上手に箸でものをつかめない原因は、箸先に。

特に小さなお子さんの場合、箸先がとがったものは、持った時に箸先を上手に合わせることができないので、四角や八角の箸先の方が良いと思います。
箸使いに慣れてきたら先がとがったものに変えましょう。
また、子供箸というと合成塗料を塗られた物が多いのですが、小さな子供は箸をかじってしまうものです。だからこそ、お子さんのお箸は、安全な素材で作られた箸を選んであげたいものです。